
7、6、5 7、6、5
函館2歳Sは今年も近年並みのレベルで3歳未勝利とほぼ同等。しかも勝ち馬は早々に枯れ始める"早熟レース"。近年の勝ち馬のその後をみてもスプリント以外の距離で結果をまったく出せてないのが現実だ。
24年勝ち馬サトノカルナヴァルはその後馬券圏内なし。23年ゼルトザームはダートで3着もその他はすべて5着以下。22年プトンドールは直後のファンタジーS2着だったものの、その後は11戦して連対なし。21年ナムラリコリスはその後掲示板もなかった。とにかく2歳7月のハードルの低い完成度だけが頼りの重賞レース。マイル戦で価値を見出すことはできないのが今の常識となっている。
スローという展開の利を味方につけて楽勝したエイシンディードは距離延長、微妙な乗り替わりでますます窮地に追い込まれるだろう。マイル経験済みのカヴァレリッツォ、アドマイヤクワッズとは現時点でも将来性でも格下感が否めない。
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