 
10⇒13、8、14、9、4、11 (90点)
10⇔13、8、14、9、4、11
同日の3歳未勝利千八で1分45秒4。翌日のローズSは驚愕の1分43秒台。超高速馬場で時計の出やすい馬場だったチャレンジCは標準以下の勝ち時計に何の強調点もない。同週の芝レースで最速上がりのほとんどが33秒台以下にもかかわらず、最速が34秒台。時計は及第点と仮定しても上がり時計に不満が残るだけにオールナットの評価は前々走までと同じ程度でいいだろう。何より前走は鞍上強化も変わり身となった大きな要因。何度コンビを組んでも確たる好走パターンを固められない鞍上に戻れば、重賞で掲示板に届かなかった以前の姿に逆戻り。
グランヴィノスの評価が揺れ出した。前々走まで4戦連続の10頭立て。極度にモマれることもなく、有利な相手関係で勝ち上がってきたことをにおわせる前走の着差以上の完敗。以前のような誇れる瞬発力型から1年以上の休養で完全に激変。申し分ない位置取りからいい脚が一瞬で終わって追い負けたことで下方修正を余儀なくされている。きっかけひとつで再びエリート馬復活の可能性を秘めるものの、数字的には1、2人気なることが驚くほど裏付けできる時計、数字がない。
オープン特別並みのメンバーレベル。飽和状態の重賞競走でありがちな超低調レベルだけにデビットバローズは力が入る一戦だ。ここまで重賞4戦だけだが新潟大賞典4着、函館記念16着、エプソムC9着、しらさぎS5着。故障のような失速でしんがり負けとなった函館記念を除けば、相手と乗り方ひとつで上位が計算できるようになった6歳馬。良績のない千六から持ち時計No2の千八(220104)へ。休み明け(310203)という仕上がり早の大型馬が、最後という可能性の高い重賞勝ちのチャンスをつかめるかどうか。
|