 
9、3⇒14、5、11、1、7 (30点)
9、14⇒5、11、1、7 (24点) 9、5⇒11、1 (12点)
9-5、11、1、7-3、14、5、11、1、7、8 (18点)
9⇔3、14、5、11、1 14、5⇒3
三千以上の距離経験と近走の重賞好走実績が過去の上位馬の傾向だが、今回の人気馬には惨敗も覚悟しなければならない負のオーラを抱えている。
まずはチャックネイト。おそらく前2走の掲示板確保で人気になっているが、良馬場以外の馬場だったから好走できた可能性が高い。上がり34秒台以下は実に8走前で2年以上も前の話。衰えをひしひしと感じさせている7歳馬が経験不足のマラソンレースで化けるとは計算もイメージもできないのが本音。
クロミナンスは日経賞、目黒記念、アルゼンチン共和国杯で2、3、2着とはいえ、さらなる一気の距離延長で絶望させるのが父ロードカナロアという血統的な呪縛だろう。外厩頼りの仕上げで使っては休み、使っては休みというローテにも嫌気が出る。昨年春ごろから鋭さに陰りが見え隠れしてきた瞬発力型。未知なる距離で8歳冬に初重賞制覇は鞍上マジックがあったとしても厳しいハードルだ。
ホーエリートは牡馬相手の重賞で通用する裏付けなどまったくない。目黒記念2着は超スローの前残りを立ち回りの良さで踏ん張れただけ。条件戦では可もなく不可もないレベルだった瞬発力もすでに限界がみえている。着差以上の完敗続きで確実に引っ掛かるようなさらなる距離延長に何のメリットもない。
ダイヤモンドSは2着に0秒3差。間違いなく長距離適性は一番高いヴェルミセルは前2走で知恵も工夫もない乗り方を徹するとはっきりと示しているにもかかわらず、乗り替わりなしに驚き。ペースを読み違えているか、決め打ちなのかは微妙だが、とにかく流れ無視の徹底待機は同じコンビが続く限り続くだろう。ひたすら前が崩れるのを待つ他力本願型は人気になりすぎると妙味はない。
狙いはシルブロン。強さとモロさ同居で落差の激しい戦績でもはまった際の実績は確か。昨年のステイヤーズSは同タイム2着、23年ダイヤモンドS3着など長距離実績に太鼓判を押せることは間違いない。3走前はペースを考えれば納得できる強引なマクり競馬の0秒5差で新たな一面。前々走は約4年ぶりの千八で自身ベストの上がり時計を叩き出して衰えなしを証明している。前走は実績のない距離を使ったことからも明らかな叩き台で、ひと息入っていた昨年より理想的なローテから挑める条件の良さも加味できる。昨年と同じコンビ復活で雪辱戦に燃える。
|