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中山裏読み
関東
1R2R
3R4R
8R9R10R11R12R
関西
1R2R
3R8R
9R10R
11R
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中山11R

3連単フォーメーション4⇒5、9、6⇒5、9、6、3 (9点)

馬単4⇒5、9、6、3

今や有馬記念で時計を求められることはない。同日の古馬2勝、前日の古馬3勝の二千五より5ハロン通過が遅く、勝ち時計も遅いことは昨年を含めても今やそれが常識となっている異常事態。劇的に跳ね上がった賞金ほしさに各ジョッキーが痺れ出したのか、逃げ馬不毛なSS系の蔓延が要因なのかはわからないが、少なくても上がり時計が重要なカギになっていることは明らかだ。

過去10年1~3着馬で最速上がりを未経験だったのはゼロ。2回以下だったのは24年ダノンデサイル、23年タイトルホルダー、21年ディープボンドエフフォーリア。19年ワールドプレミア、18年ブラストワンピース、17年キタサンブラック、16年キタサンブラック、15年キタサンブラックだが、前2走以内でGⅠ制覇をした馬を除くと18年ブラストワンピース(前走菊花賞4着)、21年ディープボンド(前々走でフォワ賞逃げ切り勝ち、前走凱旋門賞14着)、23年タイトルホルダー(前々走オールカマー逃げて2着、前走ジャパンC5着)。3頭だけが例外で前2走以内で逃げるか、GⅠで5着以内と壁を広ければ、今年は内枠からエキサイトバイオシンエンペラーサンライズジパングコスモキュランダアドマイヤテラタスティエーラがこのジンクスに引っ掛かる。

近走で海外競馬を未経験の注釈付きだが、過去5走以内で上がり33秒台以下を経験していることも重要。18年シュヴァルグランだけ例外だが、この年は稍重だった事実。海外競馬を5走以内に1戦以下で5走以内すべてが上がり34秒台以上だったのは23年タイトルホルダー(逃げ馬)と17、15年キタサンブラック(逃げ先行馬)だけでいずれも脚質的に納得。今年は内枠からエキサイトバイオレガレイラサンライズジパングシュヴァリエローズアラタがジンクスの対象。

5ハロン通過(ラスト5ハロンのラップ)

20年619(118-123-121-119-126)
21年601(124-124-122-120-125)
22年615(118-119-122-114-123)
23年600(122-120-120-117-122)
24年614(113-114-116-115-121)

20年逃げ馬13着バビットは前2走の上がり時計はいずれも37秒台以上。最速上がり1回だけ。
21年逃げ馬13着パンサラッサは前2走35秒台、前走37秒台で最速上がり1回。
22年9着タイトルホルダーは前走が凱旋門賞。3、2走前の上がりはいずれも36秒台。最速上がり1回。
23年3着タイトルホルダーは前2走でいずれも35秒台以上だが、4走前に最速上がりを経験して最速上がり2回経験に積み重ねた。
24年3着ダノンデサイルは前々走で33秒台、最速上がり1回。

本来、条件戦より遅いラップならば絶対的に前々有利。しかもハナを切った馬がある程度の瞬発力を兼ね備えていれば絶対的な存在になることも過去が証明している。ミステリーウェイが"テレビ馬"となって2番手有利の流れになるだけがメイショウタバルの生き残れる唯一の道か。いずれにしても前走でためるだけためるような流れにこの馬が向かないことがはっきりすれば、少なくても競る形の方がむしろこの馬にしっくりくるイメージ。ハナを切れなかった菊花賞で散々な結果に終わっているからこそ、ここで無意味な消極策はご法度。スタートで勝負は決まる。

レガレイラは一見して調子は良さそうでも、高止まりでないことは明らか。少なくても絶好調時よりはっきり下降線を辿っているだろう。これまで9回の最速上がり経験という現役屈指の瞬発力型。前2走でいずれも最速上がりでも、前2走の内容にグランプリホースとしての威厳が感じられない。前々走は重賞未勝利馬をギリギリ交わした辛勝。重賞を何度経験しても掲示板に届かない7着馬の上がりNo2よりわずか0秒1上回った程度。前走は重賞丸2年も馬券圏外だった3着馬と同タイムの最速上がりに何も強調点がない。惨敗したエリ女、宝塚記念を力負けとすれば、すべての歯車がかみ合ってくるか。もとより連戦連勝ができずに乱高下する戦績ムラな気まぐれ屋。キャリア初の連勝でキャリア2回目の叩き3戦目。ごく普通に落ちる順番。

ダノンデサイルの昨年3着は鞍上の好プレーがすべて。馬群嫌いの鞍上にとって逃げ馬不在、絶好枠の1番枠。瞬発力不足が課題だった馬にとってハナを切る選択は簡単だっただろう。過去10年で5ハロン通過62秒9はワーストレベルの遅いペースを味方にして、上がり33秒台以下の記録を持つ馬がまさに鞍上マジックによって蘇った。残り5ハロンから4連続11秒台という特異なラップを刻んでまさになし崩しに脚を使わせるというこれ以上のない乗り方で納得の0秒2差。前走は最速上がりより0秒6差、上がりNo2でも0秒4差がこの馬の現状の瞬発力。一線級相手にがっぷり四つではさすがに厳しい。さらにこのコンビでは折り合い難も解消されることが望み薄ならば、主役としてはもちろん、脇役としても狙いづらい。

衰えたディープ産駒がいまだ人気になる不思議。ジャスティンパレスはワイドラインで一進一退が続く中、二千四以上未勝利、関東未勝利の条件でこの人気はまさに予想外。最速上がり5回経験馬にとって前々走の上がりNo7、前走の上がりNo4は屈辱的な鋭さ負けで、瞬発力に衰えが顕著に出るディープ産駒に過度な期待はできないのも当然。スローになった時点で策のない消極策を連発中も減点材料で、スタート直後の位置取りに注目したい。

ミュージアムマイルはグランプリ制覇も問題ないぐらい勢いづいただろう。半信半疑だった前走で確信に変わる好走。極限に近い時計勝負と瞬発力勝負を同時にクリアして、まさに3歳馬らしい成長曲線を描いている。前走は過去10年の最遅5ハロン通過で致命的な位置取り。それでも上がりNo3で勝ち馬に唯一肉薄した馬ならば負けて強し。古馬に見劣りしない好馬体を加味すれば、前走以上の走りを確約できるはず。3走前が御法度の千六だったダービーだけで距離の限界説はナンセンス。内々で我慢できる枠番を引けばマイラー色の強い馬でも好走できるというのが過去の歴史が証明していることも強みにしていいだろう。中山2勝はレースレコードの皐月賞と過去No3の勝ち時計となったセントライト記念。とにかく中山の時計勝負に強さを発揮してきた実績を強調する。