
6⇒10、9、5、11、7、16、14、13 (168点)
10⇔5、11、7、16、14、13⇔9 (18点)
10⇒5、11、7、16⇒5、11、7、16 (12点)
14-10、9、5-6、10、9、5、11、7、16、13 (18点)
単に馬柱だけをみて馬券を買うお客にとって何の変化もない今年の皐月賞だが、"余計"なことまで詮索するお客にとって、今年の皐月賞は難解そのものだろう。
例年の皐月賞は最終週で酷使された馬場。とりわけラチ沿いが荒れて逃げ馬不利が定説。時計もある程度かかることをイメージしての組み立てだったが今年は違う。グリーンベルト状態の"Cコース"へ今週だけ変更。週中の水撒き量の失敗(少なすぎた)も加わって、歴史上でも最速級の超高速馬場へと変身していた。土曜日で古馬1勝二千1分58秒4ならば、皐月賞は常識的なラップを刻めば確実に1分56秒台以下。レコード確実な馬場ならば、1週前に道悪覚悟だった予想とは別物になる。
過去にも唱えてきたように皐月賞の時計決着の際はとにかくスピード系の出番が多くなる。
過去の歴史で1分57秒台以下の決着に絞ると
皐月賞1~3着馬(千六か、千八の持ち時計ランキング)
24年1分57秒1(レコード)
ジャスティンミラノ(千八No7)、コスモキュランダ(千六No6)、ジャンタルマンタル(千八No1)
17年1分57秒8
アルアイン(千八No2)、ペルシアンナイト(千六No1)、ダンビュライト(千六No2)
16年1分57秒9
ディーマジェスティ(千八No2)、マカヒキ(千八No3)、サトノダイヤモンド(千八No1)
13年1分58秒0
ロゴタイプ(千六No1)、エピファネイア(千八No12・前々走ラジオNIKEEI勝ち)、コディーノ(千六No1)
09年1分58秒7
アンライバルド(千八No15・前走スプリングS勝ち)、トライアンフマーチ(千六No9・前々走まで3戦連続の千六)、セイウンワンダー(千六No5・前々走朝日杯勝ち)
上記15頭の半数以上が千六以下を経験して全馬が千八以下を経験済み。
09年以外は千六、千八の持ち時計上位組がそのまま皐月賞の好走に直結。スピードに対応できない馬、二千以上だけの経験馬は即脱落することが簡単に予測できる。
今年の千六持ち時計No1が1分34秒台という平凡なだけに千八持ち時計No1、2を重視してマスカレードボールとピコチャンブラック。特にマスカレードは母が千四に良績集中、姉マスクトディーヴァは二千がギリギリの距離だったことからも間違いなくここでダービーに行くか、NHKマイルCに行くかの分岐点になるレースでもある。外差しは利かず、直線を含めて道中もラチから2、3頭分以内を立ち回れる馬こそがヴィクトリーホースになれる条件も枠順、脚質的にピタリとはまる。
|