
2、7⇒2、7、13、5、14⇒
2、7、13、5、14、8 (32点)
2⇔7、13、5、14、8 7⇒13、5
関西馬のアドマイヤズームが休み明けで中山始動は驚きだった。直線坂コースの経験をさせたかった陣営の思惑が見え隠れ。それだけ確たる自信がないだけにあえて厳しい試練を選んだ可能性が高い。本来は2歳王者が選ばない連続の関東遠征のローテ。もちろん、早期表明すれば強力なライバルは続々と違うローテを選ぶだけに実績的にズバ抜けるが、一番の懸念は前走が展開に恵まれたことが大きかった場合だろう。
阪神、京都といつもと違うコースだったことを割り引いても、5ハロン通過が60秒4は遅すぎる。前週のジュベナイルFが58秒5だったことを物差しすれば、ますます絶対的に前々有利だったことが否めない。しかもジュベナイルFより0秒7も遅い勝ち時計。ペースが遅すぎたために劣ることは当然としても前々から抜け出してきたこの馬にとってかなり展開有利。しかも一番の懸念材料は絶対的に内枠有利だったことだ。
1~11着で二桁枠番だったのは7、9着馬のわずか2頭だけ。前々と内枠有利がリンクしたこの馬がぶっち切れたのは他馬が走らなすぎただけとも捉えられる。23年に3連勝で朝日杯を勝って年明け初戦のニュージランドTで完敗したドルチェモアの悪夢が蘇る。
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